乾燥肌を劇的に改善させる保湿力を持つヒルドイドとは?

2019年12月20日
肌の問題を心配している女性

ヒルドイドには乾燥肌への高い効果が期待できます。ヒルドイドは保湿を目的としている治療薬で、ヘパリン類似物質を含む処方薬です。しかし、美容目的で処方を求める方が殺到し、処方基準が厳しくなった薬でもあります。市販の美容液よりも安くてよく効くという内容の情報が出回り、必要ない方が使用するケースが増えたためです。患者さん本人やその家族が高保湿の美容液代わりに使用するために多く処方するように求められたりなど、不適切なケースが増えています。

高保湿であっても治療薬ですから、医師が治療に必要と判断した場合に処方されるものです。安くなっているのは保険で負担しているからです。それなのに美容目的で使用されるケースが見られるため、政府も問題視して処方基準が厳しくなったという経緯があります。

アトピー性皮膚炎などの治療に用いる治療薬ですし、自己判断による使用では適切な効果が期待できません。また、思わぬ副作用が現れる危険性もあります。アトピー性皮膚炎など乾燥肌といっても医師による治療が必要な場合にはヒルドイドを処方して貰えばよいですが、そうでない場合は冷静にとらえることが大切です。ヒルドイドを美容目的で使用するために人々が殺到している、といった情報に振り回されないようにしましょう。

ヒルドイドには抗炎症作用や血行促進といった働きがあります。血行促進をすることでうっ血を改善して患部の治りを良くしてくれます。穏やかな抗炎症作用や鎮痛作用もあります。打ち身や捻挫、血栓性静脈炎やしもやけなどに有効です。

打撲や捻挫、挫傷といった外傷後の腫脹や血腫、腱鞘炎や筋肉痛、関節炎といったものに処方されています。血栓性静脈炎や凍瘡、肥厚性瘢痕やケロイドの治療と予防、進行性指掌角皮症といったものにも処方される治療薬です。

乾燥肌を改善するためにヘパリン類似物質の入ったものを使いたいのであれば、美容目的で作られた医薬部外品などを探してみるとよいです。

ヘパリン類似物質そのものは、乾燥肌治療のために50年以上使われてきた実績のある成分となっています。ヘパリン類似物質とは、ヘパリンという物質に似た成分です。体内にはへパリンという物質が存在しています。このヘパリンには、保湿や血行促進、抗炎症作用という働きがあります。この3つの働きが乾燥肌の改善に優れた効果を発揮します。

ヘパリンと似た成分であるヘパリン類似物質には、肌の内側からの効果を期待することが可能です。ヒアルロン酸が届く角質層よりも奥、基底細胞にまで働きかけることができます。基底細胞に働きかけて弱った細胞を修復してくれますので、内部から乾燥肌を改善させることが可能です。

新陳代謝を促すところまで行ってくれますので、根本的な改善についても期待することができます。乾燥肌で悩んでいて奥から改善したいと思うのなら、問題なく使うことができるヘパリン類似物質配合の治療薬を探してみるとよいです。